WEBフォントの設定方法
ウェブページのフォントは、機種やブラウザに依存する。
例えば、Windows のIEのデフォルトは「MS Pゴシック 」、Mac の Safariは「ヒラギノ明朝 ProN」など。
ウェブページで、テキストにフォントを設定したい場合、CSSの「font-family」設定で、Windows と Mac の標準フォントを指定できるが、
【例】
.sample {font-family:'ヒラギノ角ゴ ProN W3', Meiryo, メイリオ, sans-serif;}
↑ これだと、機種によって搭載フォントが違うので表示が統一できない。
デザイン的にどうしても決まったフォントを指定したい場合は、
画像にする方法もあるが、テキストを画像にしたくない場合がある。
そんな時は、WEBフォントを使うと、機種に依存せずにフォントを指定できる。
WEBフォント設置方法
- フォントファイル(拡張子「.ttf」「.eof」など)を用意する
ネットで探すと、フリーのフォントもある。
フリーで商用利用OKな和文フォント
ダウンロードした ttf ファイルを任意のフォルダに格納する。
【例】
◆◆◆/▲▲▲.ttf
- ttf ファイルを IE用に eot ファイルに変換する
IEは、ttf (TrueType Font)ファイルが使用できないため、 eot (Embedded Open Type)ファイルに変換する必要がある。
私は下記のサイトで ttf → eot 変換させて頂きました。助かりました!
ttf2eot
変換した eot ファイルを、上記 1. の ttf ファイルと同じディレクトリに入れておく。
【例】
◆◆◆/▲▲▲.eot
- CSS の設定
@font-face を設定する。
/*IE*/
@font-face {
font-family:"●●●";
src:url(◆◆◆/▲▲▲.eot);
}
/* Firefox, Opera, Safari */
@font-face {
font-family:"●●●";
src:url(◆◆◆/▲▲▲.ttf) format("truetype");
}
「●●●」は任意の名前でOK。
「◆◆◆」はフォントファイル格納ディレクトリ。
「▲▲▲」はフォントファイル名。
「/*IE*/」の@font-faceの設定のほうを「/* Firefox, Opera, Safari */」より先に記述する。
そうでないと、Firefox でフォントが適用されない。
-
フォントを適用したい箇所に、font-familyで指定。
font-family の名前は上記 3. で設定した任意の名前。
下記の例は、body にフォントを設定する場合。
body {font-family:●●●;}
以上で、設定終わり。