ネットショップBASEの独自タグ - HTML編集で使用する「BASEテンプレート変数」
2017/01/10
BASEは、ネットショップを作れるサービス(2012年11月20日サービス開始)。
BASEで作られたネットショップのテンプレート(テーマ)をカスタマイズする案件があり、色々調べてみた。
ネットショップBASEの独自タグ - HTML編集で使用する「BASEテンプレート変数」
BASEの独自タグ「BASEテンプレート変数」で、BASE独自の処理をさせることができる。
例えば、
- 指定した内容をトップページにのみ表示させる
- 指定した内容を商品ページのみ表示させる
- 指定した内容を商品の在庫があるときにのみ表示させる
- トップページのURLを表示する
- ページのタイトルを表示する
・・・などの事を、BASEテンプレート変数を使ってできる。
たくさんの変数が用意されている(充分ではないが・・・)。
BASEテンプレート変数の使用例
「BASEテンプレート変数」は、BASEのテンプレート(BASE Template)をカスタマイズするときに使用する。
BASE Template のカスタマイズは、ダッシュボードの[デザイン編集]→[HTMLを編集する]で行う。
(HTMLを編集するには、有料の「HTML編集App」のインストールが必要)
BASEテンプレート変数 について:BASE Templateドキュメント
HTML編集App(アプリ)について:ネットショップBASEのHTML編集App(デザインテーマ用HTML編集アプリ)
テンプレート変数には、「ブロック」と「変数」の2種類ある。
ブロック
「ブロック」は、開始タグと終了タグで囲み、その中を処理する。
ループ処理や if など。
【タグの記述例】
<body>
・・・
{block:IndexPage}
ここの部分はトップページのみに表示されます。
{/block:IndexPage}
・・・
{block:ItemPage}
ここの部分は商品ページのみに表示されます。
{block:ItemPage}
・・・
</body>
【表示例:トップページ】
・・・
ここの部分はトップページのみに表示されます。
・・・
・・・
【表示例:商品ページ】
・・・
・・・
ここの部分は商品ページのみに表示されます。
・・・
変数
「変数」は、単体で記述する。
【タグの記述例】
<body>
・・・
{IndexPageURL}
・・・
</body>
【表示例】
・・・
http://トップページのURL.com/
・・・
BASEを実際にカスタマイズしてみて、個人的な感想
HTMLを編集したりBASEテンプレート変数を使ったりして、"ある程度は"BASEのテンプレートをカスタマイズできる。
でも、テンプレート変数は充分ではなく、また、ページを新規に追加することもできず、なによりファイルをFTPでアップロードができないのが面倒。
カスタマイズするには、使い勝手が非常に悪い。
BASEは基本的にオリジナルのショップを作りたい人には不向きなのではと思う。
ただ、扱う商品も少なく、テンプレートのカスタマイズもしない、という場合は、
BASEは最小限の機能しかない(オプションでアプリ(一部有料)を追加すれば機能が増える)ので、BASEは気軽に使えるとは思う。
ネットショップBASEのHTML編集App(デザインテーマ用HTML編集アプリ)
BASEのファイルアップローダー
ネットショップBASEの独自タグ - HTML編集で使用する「BASEテンプレート変数」